烏龍茶製造工程

摘採してきた茶の葉を、日光に当てて水分を出して香りを引き出します。竹の器や布を使って、数分から数時間かけての作業となります。茶の状態を見ながら室内へ。

室内に移動してじっくりと香りを引き出していきます。

無理をすると葉っぱは、いい香りを出してくれません。

ここまでで、良し悪しの8割は決まります。

高温で発酵を止めます。

タイミングが勝負です。

やりすぎず、やらなすぎず。

早すぎると青臭く、遅すぎると香りがなくなるので、取り出しは神経を使います。


台湾製の揉捻機です。

かつては日本でも使用されていた望月式揉捻機です。日本茶の資料館などには、木製の同じ形のものが置いてあったりします。

 

高温で発酵止めを行います。

上から下へ順番に茶を落としていきます。

ひっくり返しながら下の段へ移動させ、頃合いをみて、取り出します。

台湾の機械はシンプルでよくできていますね。

仕上げ乾燥機です。

ゆっくり、じっくり火を入れていきます。

お茶を見ながらの作業ですので、数時間から十数時間の範囲で乾燥させていきます。

おいしくするには欠かせない機械です。